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働き方法案3月中に提出へ 裁量労働「新たに調査」 (日本経済新聞)
2018/03/02
政府は裁量労働制の拡大を切り離した働き方改革関連法案を3月中に国会提出する方針だ。加藤勝信厚生労働相は1日の参院予算委員会で「3月13日を1つの目途にしていることも踏まえ、与党で法案の審議をしていただいている」と述べた。裁量労働制に関しては、労働時間を把握するための新たな調査を実施する意向を示した。
【出所】日本経済新聞 2018.3.1
【URL】https://r.nikkei.com/article/DGXMZO27200060R20C18A2CR8000https://www.bengo4.com/c_5/n_7458/
<山口コメント>
今回の「働き方改革関連法案」については、「裁量労働制」や「高度プロフェッショナル制度」に、与野党協議の論点が集中してしまっています。
あまり議論の余地がない「時間外労働の上限規制」はともかく、「同一労働同一賃金」については、年功賃金など日本的人事慣習の下で、いかに実現していくのか。本当に、それぞれの会社内での正規・非正規社員の格差是正だけを実現すればよいのか、など本質的な議論が不十分なまま国会が進んでおり、非常に残念です。