同一労働同一賃金に関する情報提供サイト

同一労働同一賃金に関する最新情報やお役立ち情報を提供しています0120-370-772


MENU

情報の部屋

同一労働同一賃金.com  >  情報の部屋  >  同一労働同一賃金の最新情報  >  関連情報  >  「長年勤務の契約社員の退職金格差は違法」東京メトロ子会社に賠償命令 東京高裁(毎日新聞)

「長年勤務の契約社員の退職金格差は違法」東京メトロ子会社に賠償命令 東京高裁(毎日新聞)

2019/02/22

東京メトロの売店で働く契約社員ら4人が正社員と待遇格差があるのは不当だとして、手当の差額など約5000万円の支払いを東京メトロ子会社「メトロコマース」(東京都)に求めた訴訟の控訴審判決が20日、東京高裁であった。川神裕裁判長は、請求の大半を棄却した1審判決を変更し、原告2人への未払い退職金の格差などが違法だと認め、同社に計約220万円の賠償を命じた。

【出所】 毎日新聞 2019.2.15

【URL】  https://mainichi.jp/articles/20190220/k00/00m/040/211000c

<山口コメント>

非正規社員の退職金についても、画期的といえる判決が出ました。
東京地裁の判断と、180度異なる判決で、企業にとっても対応に苦心します。
また、なぜ正社員の25%なのか、明確な理由は分かりません。一方、労働契約法20条施行以降のみを「不合理な格差」の対象とした点は、妥当ではないでしょうか。
退職金のように勤続に応じて支払われるものに対して、法改正以前の勤続分まで対象にされては、一気に膨大なコスト負担が企業に発生してしまいます。