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派遣社員、3年勤務なら時給3割上げ 厚労省が指針 (日本経済新聞)

2019/07/18

厚生労働省は派遣社員に勤務年数や能力に応じた賃金を支払うよう人材派遣会社に義務づける。
同じ業務で3年の経験を積んで業務内容が変われば、初年度より賃金を3割上げるなど具体的な
指針をまとめた。「同一労働同一賃金」の制度が2020年4月に始まるのに合わせ、正社員との賃金差を縮小する。

【出所】 日本経済新聞 電子版 2019.7.17

【URL】 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47434240X10C19A7MM8000/


<山口コメント>

この記事通りなら、時給1,500円(×160H=月24万円)の派遣社員が3割アップとして、1,950円(×160H=月31.2万円)になるということでしょうか。これだと、正社員の給与水準を超えるケースも増えそうです。企業として普通に考えると、3割昇給は行わず、

1. 派遣社員は3年を上限として、別の人を派遣してもらう。
2. 契約社員など直接雇用に転換する。

ということになるでしょう。1が増えれば、かえって派遣人材の雇用不安定さが増すことになるのではないかと思われます。