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郵政労組、非正規の手当改善訴え 都内で中央委員会(共同通信社)
2019/02/14
国内最大の単一労組である日本郵政グループ労働組合(JP労組、組合員約24万人)は14日、東京都内で中央委員会を開いた。2019年春闘で非正規社員への扶養手当の支給や、65歳への定年延長を要求することを正式に表明した。
【出所】 共同通信 2019.2.14
【URL】 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190214-00000071-kyodonews-bus_all
<山口コメント>
いよいよ労働組合からの要求でも、非正規社員の待遇改善が本格的に盛り込まる
ことになりそうです。家族手当(扶養手当)については、日本郵便に対する裁判で、
大阪地裁が「格差は不合理」、大阪高裁が「格差は不合理ではない」という180度
異なる判決が出ています。
https://douitsu-chingin.com/inforoom/inforoom-news/inforoom-news-cat04/828/
家族手当については、今後の最高裁判断も含めて、日本郵政グループの動向から
目が離せません。対応策を検討する場合でも、
① 非正規社員にも支給(会社の人件費増)
② 正社員の家族手当も廃止(別の給与項目に配分)
③ 配偶者分は廃止、子ども分のみ残し、非正規社員にも支給。(労使合意で)
など、さまざまな選択肢が考えられます。